【ブログデータ】1年間続けられる人はどれくらいいる?

ブログ継続率 副業

ブログを始めて5ヶ月目。書きたいことをメモしながらも、なかなか更新できていません。こんにちは、たま課長です。

たま課長
たま課長

ブログを続けられるのだろうか。PV、伸びないし・・・

関連記事:ブログ実績公開!記事数・PV・UU・収入 4ヶ月目のリアル

このような思いに苛まれています。
最近、Twitterで知り合ったかたのブログを見に行ったのですが、
「あれ?更新されていいない。というか、記事も整理されてしまってなくなっている!」ということがありました。
単にリニューアルしようと思っているだけなのか。やめてしまうのか。少なくとも更新は止まっているので、非アクティブブログになってしまったと言えると思います。

どれくらいの人が、ブログを続けられるのだろうか・・・

ブロガーの統計は取られていないものかと思い探しました。
ありました。「ブログの実態に関する調査研究」というものを
2009年3月に総務省の情報通信政策研究所が行っていました。

本日は、総務省・情報通信政策研究所の「ブログの実態に関する調査研究」お話をさせていただきます。

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ブログの実態に関する調査研究について

情報通信政策研究所は、情報通信政策を専門とする国の機関です。
そこが行った調査研究がこの「ブログの実態に関する調査研究」になります。
リンクを貼っておきますので、詳しく見たい方はこちらをご覧ください。

書かれている通り、平成21年(2009年)3月に発表されています。
え!? 10年以上も前⁉️ もっと最近のデータはないの?

探したのですが・・・見つかりませんでした。
どなたか新しいデータを知っていたら教えてください。
おそらく、もう関心事はブログではないのだと思います。
もうブログの調査や研究なんて新しくやってくれないのだと思います。
ちょっと古いデータですが、おもしろいことがたくさん読み取れるので、気を落とさずに見ていきましょう。

ブログの実態に関する調査研究の内容

本調査は大きく分けると3つの内容に分かれています。

①ブログ数・記事数などを定量的に調査したもの(第2章)
②ブログ開設者の目的や意識の調査(第3章)
③スパムブログの実態調査(第4章)

主に①が、貴重なデータだと思いました。特におもしろいと思った数値を想像も交えながら紹介したいと思います。
②も、おもしろい部分がありました。ただ、まあそうだろうなと。一部紹介します。
③は、ブログにおける課題などだったので、今回は触れません。。

「ブログの実態に関する調査研究」オススメデータ・内容

今回、一番明らかにしたいとは、ブログの継続率はどれくらいという話なのです。
これは最後に書きたいと思います。

それ以外にも、ブログ界隈の数値感やブログスタイルについて、興味深いレポートがあったので、その部分について見ていきたいと思います。

ブログ数・アクティブブログ数

まず、2章3−2「国内ブログ数」の推移が気になりました。
2001〜2008年の国内ブログ数の推移です。

2_3_2_ブログ数推移出展:総務省・ブログの実態に関する調査研究

2004年ぐらいからブログ数が急激に上がっています。

・グラフの青線:継続的に更新されている「アクティブブログ」
・グラフの赤線:更新が止まってしまった「非アクティブブログ」
・グラフの点線:Web上からなくなった「削除ブログ」
ブログ状態2008
図で表すとこのような感じです。レポートによると2008年の時点で、
・全体:2243万
・上層2つの三角、アクティブ・非アクティブ:1690万
・上層1つの三角、アクティブのみ:308万
とのことです。

つまり、25%は消えてしまっているんですね。
そして、14%しか、アクティブなブログは残っていないのですね。
完成された特化ブログで更新がないものもあるのかもですが。

もう一つ重要な点は(もう一度グラフを見てもらえればと思いますが)
インターネット上に公開されているブログは増えているのに、
アクティブブログは、2007年から伸びていないです。

この傾向がずっと続いているとするともしかすると現在もアクティブブログ数は300万くらいかもしれません。

どちらにせよ、Web上にブログは何千万もあり、
アクティブなものも300万以上あるのですね。

たま課長
たま課長

そりゃー「たま課長ブログ」のPV数が上がらないわけだよ。

新規開設のブログは月どれくらいあるのか?

次に新規開設ブログがどれくらいあるのかを見ていきましょう。
下のグラフになります。赤線や赤文字は、私の補足になります。

新規開設ブログ出展:総務省・ブログの実態に関する調査研究

驚愕です!
先に引用させていただいた「図表2-3-2」の点線の伸びを見ていただければ、まあそうというか当然ですが、
2005〜2008年は、月40〜60万の新規開設ブログがあったのですね。
本当に驚きです。

なんども言ってしまいますが、アクティブブログが増えていないことを考えると、
月40〜60万ブログが生まれ、月40〜60万ブログが休眠するということですね。
恐ろしいです。

言い換えると年間500万ブログが生まれ、年間500万ブログが休眠するということです。今も続いているのでしょうか。また再調査してくれることを願います。

「ブログ開設者の目的や意識の調査」で興味深かったもの

第3章の「ブログ開設者の目的や意識の調査」でもおもしろい内容がいろいろありました。

ただ、調査結果より興味深かったものは、情報通信政策研究所が考えたブログスタイルの仮説です(3-1-2)。

ブログスタイル
出展:総務省・ブログの実態に関する調査研究

事実⇔心情:事実を書いているのか、心情を綴っているのか。
自己指向⇔関係指向:自分のために残すか、関係者のために残すか。

事実・心情もさることながら、自己指向・関係指向はなるほどと思いました。
自己思考ではなく指向です。 上記に書いた通りなのですが、自分のために残しているのか、関係者のために残しているのかということです。

何でそこまでしっかり定義したのに①〜⑨別のブログ継続率や収益の差などを出してくれなかったのかなどは思ってしまいます。

「たま課長ブログ」ですが、これに当てはめるとどこに位置付けるられるのでしょうか。自己指向のようにも見えますが、自分としては「⑤特定関係者指向・知識・ノウハウ」ブログだと思っています。

①〜⑨のセグメントのブログ仲間を探して、PVを比べてみたいものです。
協力いただける方はメッセージをお願いいたします。
でも、⑤が多いのかなー

「ブログの実態に関する調査研究」から推測するブログ継続率!

さて、前置きが長くなりましたが、こちらが本題です。
ブログの継続率、残存率といってもいいのかもしれません、どれくらいなのか!

直接出しているデータはなかったのですが(まあそうですね。追跡調査をしなければならないので)、
しかし、読み取れそうなデータがありました。
私が注目したののはこのデータです。

アクティブブログ開設時期
出展:総務省・ブログの実態に関する調査研究

こちらの直近1年に注目しました。
毎月の新規、ブログ開設が同じだとするとそのヘリ分は、休眠してしまった人ではないかと考えられると思います。
※サンプル関係で新規ブログ開設の人数は上記とは合いません。

経過月数 人数 残存率
0ヶ月目 16,000 100%
1ヶ月目 8,000 50%
2ヶ月目 6,400 40%
3ヶ月目 6,000 38%
4ヶ月目 5,400 34%
5ヶ月目 4,400 28%
6ヶ月目 4,100 26%
7ヶ月目 3,800 24%
8ヶ月目 3,700 23%
9ヶ月目 3,650 23%
10ヶ月目 3,550 22%
11ヶ月目 3,500 22%
12ヶ月目 2,600 16%

つまり、1年後残るのは16パーセント。それっぽい数値だと思っています。
人の行動はあまり変わらないので、この数値は今も同じなのではないかという仮説です。

これを見ると、ちょっとやる気が出てしまうのは私だけでしょうか。
PVはまだまだ稼げませんが、4ヶ月続いた私は、新規ブログ開設者の約7割が脱落している中でまだブログを続けられている人になります。

1年で、16%大半の人が振り落とされてしまうのであれば、1年間続けてみようではないかと!

いかがでしょうか。これを読んだ方でブログをやっている方はぜひ意見をいただければ嬉しいです。

最後に:この続編も書きます!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか。

ブログの実態に関する調査研究」は、古い調査ではありますが、他にも興味深いデータがあるので、また別の記事で紹介させていただきたいと思います。

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