たま課長のお仕事

私のお仕事 たま課長成長記

訪れていただいたかた、ありがとうございます。

僭越ながら、私(たま課長)のお仕事について書かせいただきます。

私は、事業数値や顧客行動を分析を行ったり、社内のDXを促進する仕事をしています。

チームメンバーは、20名以上います。商品・事業別にスコープも広く、4チーム編成で対応しています。

それでも人員が足りていると言うわけではなく、自分でも手を動かします。管理職をやるってだけじゃないのです。

新任課長なのにこんなに!? と自分で言うのもなんですが、結構辛いです。

分析だけやっていればいいわけではなくなった

どこの会社も程度の違いはあれ、DXと言うバズワードに踊らされ(こう言っちゃいけない)、DX化を意識して動かれていると思います。

以前は分析をしていればよかったのですが、だんだん広がっていって、データをどのように取得するかという仕組みづくりだったり、データ分析をもとにどのように商品改定や顧客アプローチにつなげていくのかという、データ活用の具現化まで行わなければならなくなってきました。

なので、データを軸に付加価値を上げていく仕事と思ってください。

社会の変化に対応すべく、また競合に勝っていくためにDX化を行なっているのです!

DXって何?というかたもいらっしゃると思うのでDXについて簡単に説明させていただきます。

DX! デジタルトランスフォーメーションとは?

DXとは

難しい話にならないように書きたいと思います。
DX、、デラックスではありません。
株をリバレッジを効かせて取引するやつでもありません。それはFX。
(株の悩みはまた別の記事で相談させてください。痛い目にあっています)

DX、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)です。

経済産業省の「我が国におけるDX推進施策について」に書かれていることを引用させていただきます。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術 を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモ デルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文 化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

なんか、わかったようなわからないような感じになりますね。
我々もそんな感じなので気にしないでいきましょう。

それ、昔、95年くらいからやってるじゃん! と思う方もいるかもです。
それ!デジタル化です。
95年から月日は経ち、2018年ごろから経済産業省が騒ぎだしました(海外ではもっと早いですが)。

旧来のモノづくりでは、限界が見えて来たということだと思います。
ある程度いいものはすぐできてしまい、次に来るのは価格競争だったりするので、そうではなく商品が利用されるときのデータも使って、付加価値をつける仕組みごと作れという話です。

言い換えながらもう一度言います。
商品作る(プロダクトアウト)だけではなく、データを取る仕組みを作り、そのような情報を束ねて、価値に還元していくというマーケットインの動きに変えていくような取り組みです。

そうしないと産業が終わるんだと、経済産業省はおっしゃっているのだと思います。

ますます伝わらなくなりましたかね。。。

デジタル化とDXは何が違うの?

一番初めにDXを提唱したのは、2004年スエーデンのエリック・ストルターマン教授です。

進化していくテクノロジーが生活をよりよくしていく

と言っています。当たり前じゃん。
デジタル化でも一緒じゃん!
とツッコミを入れたくなりますが、違います!

デジタル化は、Digitizationです。
従来のやり方をデジタルに置き換えると言うような意味です。

DXはそうではないのです。

デジタル化は、以前からあったものをデジタルで置き換えるところに注力しちゃうのですが、DXは結局何が求められているの?と言うところをデータを使って具現化していくのです。

例えば、紙で配っていたマニュアルをデジタル化する。
紙で配ると、なくしちゃったりするけれども、Webにアクセスすれば、いつでも見られるからいいね!と。。。
便利だし、以前あったものを超えている気がするのでDXじゃないのと思いますが、これはデジタル化です。紙をデジタルに置き換えただけなので。

DXの場合は、お客さんてなんでマニュアルを読むんだろうと言うところ、マーケットインの発想にデータをもとに考えるられるようにするのです。

Webに置いたマニュアルのどこが見られているのか、あ、ここの使い方がわかりづらいんだとか。あ、ここの機能をお客さんはよく使っていそうだとか。であれば、ここを直感でもわかる仕様にしようとか。この機能を拡張した商品にしようとか商品改定に繋げられます。
何度もマニュアルを見ているお客さんがいたら、こちらから連絡して、困りごとを解決してあげたいなとか。

あくまで例なので、え、そんなのわざわざやる?などと言わないでください。あくまで例です。

このような感じで、データを軸にエコシステムを作るような動きがDXです。

そんなことをやっているんだ! と自信を持って言いたいですが、実際はなかなか仕事の仕方を変えられない社内の意識を少しでも高めたり、そのために単にデータ出しに応じたり、それどころか、上司に言い訳するのための分析をお願いされたり、と言うところが現状です。

さらに具体的な内容やエピソードは、聞かれなくても、別途ちょこちょこと書いてしまうと思います。

質問やコメントをいただけたら、さらに書きやすいので気軽にお声掛けください。

【余談】気になるレポート

デジタル経営改革のための「DX推進指標:経済産業省
DX「2025年の崖」:経済産業省

もっと日本のDXを知りたい人は、安宅和人さんの「シン・ニホン」がオススメです。

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)

どうぞよろしくお願いいたします。

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