リーダーに求められる力

リーダ力 たま課長成長記

うちの部長から◯◯事業部からの信頼度が、上げられていないと思っているのですが、どうするつもりですかと問われました。
「知らねーよ。◯◯事業部はアホな奴が多いから理解できないじゃないかな」と喉元まで出かかりましたが、ぐっと堪えました。
こんばんは、たま課長です。

リーダーに必要な力について考えてみたいと思います。

リーダーに必要な能力とはなんなんでしょうか。

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リーダー力についてとても参考になったコラム

ものすごく参考になるコラムがありました。

時代によってさまざまな「リーダーシップ論」が確立されて、時代によって求められる理想的なリーダーが変わってきていると言うコラムです。

外部リンク:
リーダーシップとは 素質ではなくスキルだった!理論の変遷を解説

これを読むと、いろいろ求められているリーダー像は変わってきたのだなと思います。それならば、自分らしいリーダー像でもいいのではないかと考えてしまいました。

どれも正しいですし、磨いたり、意識したり、足りない場合は補ったりしなければいけないものだとは思ったのですが、どれも自分の指標とするにはしっくりこない。

ざっと見ていきましょう。詳細は上のコラムを読んでみてください!

特性理論:リーダーは生まれながらにして持っている特性
→まあ、持って生まれた気質、仕事に対する姿勢のことを言っているんだよね。そりゃそうだ。意欲的で活動的で判断能力があり、柔軟で、感情のコントロールができて、誠実。
ある程度は努力しますが、がんばりすぎてポキっと折れそうです。

行動理論:行動したり、引っ張っていくのがリーダ
→課題解決、目標達成に向けて統率力をしっかり持って、俺についてこいってタイプですか。リーダーぽいです。できればやっているんだけどと思ってしまいます。

条件適合理論:内的要因と外的要因で必要なリーダーは変わる
→それはそうだ。ビジョン型のリーダー、支援型のリーダ、指示型のリーダーなど、業務によって最適なリーダーは変わってくるのかもしれません。

コンセプト理論:条件的適合理論の進化版です
→おそらく管理職だけがリーダーではなくそれぞれの局面から誰もがリーダーになれる、なるべきと言う感じかと。管理職はそのお鉢が回ってくることが多い人という感じでしょうか。

リーダーとして、結局何を気をつければいいの!

Udemyでマネジメントやコーチングの講座を結構受けてみました。
Udemy好きなんです。手軽で安くて高品質!

そこで衝撃的だった話を一つだけ書かせてもらいます(聞いた話を書くのは著作権大丈夫ですよね。正確無比なものではありません)

馬に言うこと聞いてもらうにはどうするか知っていますか?と言う話でした。

馬が言うことを聞くのは、馬より早く起きて馬小屋の掃除をしてあげることだそうです。 馬は繊細な生き物で一度でも裏切られたり、傷つけられるということを聞かなくなると。

本当に辛い。
関連記事:管理職になって給与が減る⁉︎
創業社長ならわかりますよ。
そこまでやりたくないと思ってしまってはダメでしょうか。

一方で「最高のリーダーは何もしない」なんて本もあります。
本当に何もしないわけではなく、ビジョンを打ち出すこと、ビジョンを浸透させることが大切と言う本なのですが。
上の話とは、スタンスが大きく違うなーと考えざるを得ません。

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成功してそうなリーダーに学ぶ!

うまく行っているリーダーが気をつけていることを学ぶのも手だと思いました。
目標にしている、素敵だと思っているリーダーが社内にいる場合は直接聞いてもいいと思います。

うまく行っている人は、たいてい言い切ってくれたりするので、ありがたいです。
自信満々に言ったはいいが、落ち目になってしまう人もいますが、それだけ自信を持って言ってくれたことなのだから、その言葉に嘘はない気はします。
それだけやり続けてもダメだと言うことは頭の隅においておかなければなりませんが、成功者に聞くのはとても参考になります。

下記にいろいろな人の話を聞いて感じたリーダーに必要な力を書かせていただきます。
重なっている部分もあるのですが、また多くなってしまったので今回は簡単な説明・コメントで、重要な部分は別途掘り下げていきたいと思います。

理念創造力

先ほども出ましたが、ビジョンですね。
人によっては嫌われることを恐れるなと言う人もいました。
方向を指し示し、それを納得させられる力が大切だと言う意見です。

課題設定力

事業の動向などがよくわかっていて、的確に向かうべき道を示す力です。ビジョンというよりは、各事業の課題など、どうあるべきかではなく、メンバーがどう動くべきかを適切に指示できることかと考えました。メンバーがやる気の出る課題設定というのもあるかもしれません。

牽引力

これは背中を見せるような話です。プレイングマネージャーとして自分でもグイグイやって言って、それを部下に見せて、やってもらう。山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて・・・」のやって見せの部分です。

統率力・共感力

上で挙げた力のまとめのような感じにも思えてしまったのですが、どれだけ共感を得られるかという力です。
たいしたビジョンでなくても共感を得られるリーダーはいます。「課長 島耕作」のような感じでしょうか。
どのような共感力であれ、チームを統率できる力は大きな際のだと思います。

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育成力

ちょっと毛色は違いますが、どれだけ部下を育てられるかという力です。人をうまく使うだけではなく、会社・事業を成長させるには育成力が必要です。直接の教育もそうですが、このあと出てくる洞察力や傾聴力を持って、どこを伸ばしてあげるのがいいのかなどを考えられるリーダーには皆ついていきたいものです。
ただ、成長のために要求をストレッチすればいいのだと思っている管理職もいて、正直私はそういうリーダーにはついていけません。

洞察力

たま課長は、私のことをわかってくれているという、対人の洞察力という意味で書きました。チームやメンバーの状況をしっかり見て、的確なアドバイスを的確なタイミングでする。しっかり私のことを知ってくれている、見てくれている、理解してくれているというのはやる気をあげる基本だと思います。

傾聴力

話を聞く力です。「あのー、たま課長、〇〇の件で相談があるのですが」「あー、わかってる!あれねー××で、▲▲で、■■だから、そうやって」こうなると部下にそっぽを向かれます。
指示をしたほうが早いと思っても、まずは聞く。自分で話したいのをぐっとこらえて、それでどう思うのか、どう考えるのか、どうやって動くかを聞いてみる。傾聴は技術であり人間力だと思います。
私はすぐに自分の意見や答えを言ってしまいやすいタイプで、ムッとされるので気をつけています(気をつけられているかな。どうかな)。

承認力

評価するのではなく、見て聞いて認める力です。上の傾聴力でもそうなのですが、話を聞いても、すぐに答えを言ってアドバイスするのではなく、答えを引き出して「しっかりわかっているじゃないか、◯◯さん、ならできるよ」と相手ややっていることをしっかり認めてあげる力です。
何をやっても認めてもらえず、重箱の隅をつつくような小言を言われてはモチベーションが下がります。やれている部分を認めてあげて、さらに良くするにはどうするかをしっかりコミュニケーションできるリーダーになりたいものです。

評価力

これは別途詳しく書きたい能力?スキルです。いい上司だと思っていたのに、評価が納得いかないと、心離れてしまいます。洞察力、傾聴力に加えて、納得感の高い評価を与えられるか。また、それを日々のコミュニケーションで伝えつつ、チーム力やチームでの仕事、メンバー自身を伸ばしていけるかという能力はリーダーに必要だと考えました。

たま課長は、 リーダーとして何を気にしようと考えたか!

で、私は何を特に気にしようかと考えたかという話です。
結論から言うと、上記であげたことは、全て気にしようとお思いました。

他にもリーダーの能力というか資質で大切なものはいっぱいありました。

・ピンチに動じない
・朝一番に出社する
・手を動かさない(部下に任せる)
・自分の意見を通す
などなどです。

挙げればきりがないですし、それぞれが独立しているというよりは、相互に関係していると思いました。

まずは、上にあげた9つの力を意識して、自分がどこまでできているか、私の上司や、上司の上司などが、どのくらい出来ているかを比べながら、うまく言っている管理職を考えたい思います。

ぜひぜひご意見などいただければ幸いです。

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