いや暑いですね。
早いもので1クォータ(1Q)が終わり、もう7月も終わろうとしています。
ちょっと動きが遅いですが、1Qの皆の働き方を振り返るレポートを作ったところです。
メンバーの時はあまり気づかなかったのですが、
やはり管理職の武器は、比較して見られるところだと思います。
部下の履歴書や、会社での経歴、先人からの申し送りなどを比較しながら見ることができます。
つまり、情報を握っているのです!
過去の話を色眼鏡で見てはいけませんが、だいたいどのような人か、わかってしまいます。
1人の情報だったら掴めないかもですが、複数人を比べられるのです。
そして、面談や仕事状況を聞くことも並行して行います。嫌でも見えてきてしまいます。
注意! 上司はこう見ている!
過去の話はまだしも、今どのように働いているか、どう働いているかも手に取るようにわかってしまいます。
私の職場では、細かくではないですが、どのような仕事(案件)を行なったか、どのような成果につながったか、ということを書いてもらっています。
件数も見えますし、どれくらいかかったかも書いてもらっています。
これを集計すると、どれくらいの案件をこなしてくれたか、どれくらい時間がかかったか、それでどのように成果を上げたと思っているかがわかります。
1件1件の案件の重みや、その人の仕事の速さなどもあるので、単純に数値だけでは見ることができません。
しかし、年次ややっている内容もわかるので、
『いろいろな案件をもの凄くこなしているのだな、でも一つひとつは小さい案件なので、もう少し大きい案件を任せてあげたいな』とか、『あれ、件数が少ないけど、なんでだろう。あ、大きな案件で頑張ってくれているか』とか、もしくは『この業務でずっと止まってしまっているな。何か問題があったのだろうか、どこに原因があるのだろう』と手に取るようにわかってしまいます。
特に難易度の違いはあれ、同じような業務を皆で行なっているような場合など特に比べやすいです。
それに加えて、勤怠が細かくわかります。
会社に皆が出社しているときは、対面で様子を見られますが、会社に出ているからなんらか働いているのだということが漠然と感じられたとは思いますが、今はコロナ渦で在宅も多いはずです。
常時以上に、ものすごく勤怠の時間で様子を見られていると思った方がいいです。
仕事量と相まって、どのような集中力でやっているのか、仕事が早いのか遅いのかが、自然と見えてきてしまいます。
日常的に残業が多くなってしまっているのか、一時的なものなのかということも気になります。
結構仕事をしているからこれくらいつけてもいいだろうと、自分では思っているかもしれないですが。残業が多いメンバーと、メリハリをつけられているメンバーでは、やはり後者のメンバーの方が優秀に見えます。
そのような感じなのです。
そして、1ON1で本人やチームの様子を聞いて、再度書いてもらっている仕事内容に照らし合わせ、その差異の確証を高めていきます。揚げ足を取りたいわけではありませんよ(笑) 状況を掴んでいくために行なっています。
進みが悪いメンバーが一目でわかります。
何か仕事上の問題が発生しているのか? それとも仕事が遅いだけなのだろうか? と心配になります。
心配になると目をつけてしまうというか、状態をよりよく捉えなければと思い、さらに状況確認が入ります。
それで、あーこういう苦労をしているのか(もうちょっと上手くやれないかな)とか、サボってのではないか、ということが見えてきてしまうのです。
Nさんは、残業が多いけど、これだけの案件数をこなしているのだな。
でも、どのような成果を上げたかのレポートは書けていない、忙しいから書けないのか。依頼仕事をこなしているだけだから書けないのか。
Tくんも、残業が多いな、あれ案件も少ないな、どのような成果を上げたかも書いていない。これは問題だなと。
悪いところばかり見つけるところを書いてしまいましたが、それと比較していい動きの人も見えてきます。
その上でチームとして、どのように業績に貢献できているか、利益を上げられるチームになっているかということを考えなければならないと考えています。これは、課長の責任ですが。
もちろん、客観的に見ようとしてもどこまで行っても主観だと思っています。ただ、客観的なデータを見て、メンバーとコミュニケーションしていくことが重要なのではないかと信じています。
皆さまの会社・上司は、どうでしょうか。
こういうところ間違っていない?
うちではこうですよ?
というご意見などをいただければ嬉しいです。
また、上司に評価されなくて、悩んでいる人なども気軽に相談ください。
利害関係がない人と意見交換ができれば本当に嬉しいです。
メッセージでもコメントでも、どうぞよろしくお願いいたします。
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