社内ニートとは?どんな人?

社内ニートとは ビジネスと言葉
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社内ニートとは

はじめにニートですが、ご存知の通り、ちゃんとした意味があります。
ニート、NEET(Not in Education Employment or Training)。
就学していない、働いていない、職業訓練も受けていないと言う意味です。
実は、ニートは「15~34歳までの」という定義があります。

たま課長
たま課長

そうなんだ!では、35歳以上はニート卒業?

35歳以上のニートは、「中年ニート」と呼ばれたり、
厚生労働省は、35歳~44歳までのニートを「中年無業者」と呼んでいます。
おそらく、年推移や各国比較をするために、
つまり、調査のための年齢区分で分けているだけだと思います。

たま課長
たま課長

結局、35歳以上もニートと呼んで良さそうね。

「社内ニート」に話を戻しましょう。

 

社内ニートは、就職はしているので、本当のニートではありません。
社内ニートは、社内でニートのような状態になってしまっている人。
仕事のやる気を失ってしまったり、何らかのの事情で会社で仕事を失っている人、
その状況を学習などで打開できていない人ということです。

 

社内ニートの類語

ニート自体、イギリスの政府機関(SEU)が1999年頃から使い始めて、
日本にも2003年頃から使われた比較的新しい言葉です。
他にはどんな言葉で言われているか、ざざっとあげてみたいと思います。

社内ニート類語
窓際族、窓際おじさん、幽霊さん、妖精さん、
余剰社員、社内失業者、ドロップアウト
などでしょうか。

十分にひどい言葉も含まれていますが、ものすごくひどい言葉は、外したつもりです。
でも、十分にひどい言い方ですね。

社内ニート、御社にいらっしゃいますか?

ズバリお聞きしますが、御社にはいらっしゃいますか?

恥ずかしながら弊社には、そう扱われている人がいます。
ただ、私のチームにはいないと思っています。
そう感じているメンバーもいないと信じたいです。
でも、広く会社を見ると御社にもいるのではないでしょうか。

人材採用の会社、エン・ジャパン株式会社のサービス
『人事のミカタ』アンケートで 面白いレポートがあったので
ご紹介させていただきます。

【図2】現在、社内失業状態の社員はいますか?(業種別)
エンジャパングラフ
出典元:エン・ジャパン株式会社 『人事のミカタ』アンケート

社内失業状態の社員がいると感じている企業は、可能性があるも含めて29%です。

面白かったのは、業態別でみている上のチャートで、
・金融系はいないんだー
・コンサル関連は把握がはっきりしているな
・広告出版マスコミ、流通小売は把握はぼやっとしているな
と言うような部分です。

他に、上記の調査で気になった点を挙げると、
社内失業者について
・大企業に多い
・若手でもいるが、50代が最も多い
・一般社員クラスがダントツに多いが、マネージャー管理職にもいる
と言う点でしょうか。

他のデータ、考察もかなり面白いので、本家のサイトを読んでみてください!

社内ニートになってしまう要因

なぜ社内ニートが出てしまうのでしょうか。

一つは、本人の問題があると思います。
いくら期待しても本人にやる気がなければ、だんだんと仕事を任せられなくなってしまいます。
でも、それだけでしょうか。
会社・組織の要因も大きいでしょう。
例えば、社員教育不足。特に若手にはありがちで、忙しいから教育できない。
教育できないから仕事を任せられない。
そして、雑務ばかりをやらしてしまうという感じです。
もっとひどい例もあるでしょう。
上司に干されて、重要な仕事をやらせてもらえないとか。
あと、既存の業務がなくなりあぶれてしまうとか。
業務を広げようとして採用したけれど、業務がなくなってしまったとかも。
RPAやAIに仕事を奪われてなども出てくるかもしれません。

大きな要因と思われるものを本人要因↔︎組織要因で並べてみました。

↓本人要因強
・本人の能力不足(仕事を頼まれなくなる)
・本人のやる気不足(直したいが直らない)
・受け入れ先がない(本人と組織要因両方)
・教育の不足(成長不足要因)
・人間関係(上司に嫌われるなど)
・経営環境(担当業務の縮小など)
↑組織要因強

いかがでしょうか。
かなり長くなってしまったので、今回の記事は「社内ニート」とは
ということで止めておきます。

社内ニートにしてしまうのは、会社や上司の問題も大きいと私は考えています。
私も、一瞬社内ニート的になっていたからでしょか。
(おい! 完全に趣味に生きようと思っていただけだろう)。
そのような経験も生かして抜け出し方や、
社内ニートを理解するために社内ニートの状態管理職の責任ということも
書いていきたいと思います。

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